『翔んで埼玉』と『関ケ原』
- 2020.02.08 Saturday
- 17:39
今夜九時から映画『翔んで埼玉』フジテレビ8チャンネルで地上波初放映されますね。
じつは先月DVDで観たばかり^^
埼玉県出身(本人は東京生まれを主張)の夫がツタヤで借りてきました。
原作は魔夜峰央の同名タイトルの未完の漫画。
魔夜峰央作品ですから、もちろんBL要素満載
そのむかし埼玉県人は東京都民からひどい差別と迫害を受けていました。
東京都知事の息子が生徒会長として君臨するとある学園でも、生徒は23区>区外>都外という
厳格なヒエラルヒーの下でクラス分けされ、下位クラスの生徒たちは人間扱いされません。
そこにやってきたひとりの転校生。
「アメリカ帰りの港区民」という生粋のエリートかに見えた彼は、実は……。
映画では千葉県と埼玉県の軋轢という要素も投入され、爆笑しつつも物語の厚みに唸ったり。
友人から「自分の中では2019年のベスト作品!」とはげしく推されたのがわかる気がしました。
その数日前、日本史好きの娘のリクエストで映画『関ケ原』DVDを観ておりまして、
こちらはタイトル通り関ケ原合戦もの
おふざけ要素のまったくない作品だったにも関わらずふしぎと両作品、続けて観ても違和感がなかったです。
戦国の世も、廃藩置県後の世(架空とはいえ)も、集団のエスノセントリズムは似ているのかなあ。
それを思うと、映画のラストは、笑えるような笑えないような。
でもきっちりと録画予約しているわが家でありました。