おはようございます、なのめです。
先日「柳窪の古民家と屋敷林を守る会」さん主催の見学会に参加しました。
ブルースカイでご紹介しています。
https://bsky.app/profile/nanomenome.bsky.social/post/3kmton3nl6h2p
見学会のことは、多摩地域のタウン誌アサココで知りました。
とても反響が大きかった由。
参加させていただけてありがたかったです。
ブルースカイは1ポスト(投稿)につき画像は4つまで。
自分で自分に返信する形で投稿画像を増やすことはできるのですが
あちらでの表示はコンパクトにしたいと考えているので、
載せきれなかった画像をブログに掲載します。
柳久保小麦の畑
この地域の土壌は水を引いても沁み込んでしまい、米作りに適さないため
昔から小麦が栽培されていたそうです。
穂が長い柳久保小麦は、茅葺屋根の材料にも適していたけれど風に弱く
栽培が絶えていたところを、こちらで復活。現在も育てられている由。
奈良山園 庭先で干されている小麦の束
若き園主さんは十五代目。
日本と緯度が同じイタリアの野菜を栽培されたり
都市部の生ごみ堆肥化や地元小学校への地場産野菜の提供など
精力的に取り組んでおられるのが印象的でした。
村野家住宅(顧想園)
園主さんと副園主さんが守っておられる国登録有形文化財。
式台のある玄関は、屋根の装飾版、懸魚(げぎょ)が見事です。
白光りしてしまいました 意匠は、鶴に乗る寿老人
左右それぞれの門柱の脇にひっそり座る石の蛙さんにもいい味が。
農家さんなので(恵みの)雨を呼ぶ蛙を…と、ご説明がありました
無事カエル、の洒落もあったりして?
同じく村野家住宅 敷地内の蔵
集中線のような光が入ったけれどきれいなのでUP!
住宅のそばには天神さま その近くの黒目川
涸れ川の状態ですが、川床をきれいに清掃されています。
奥住家住宅(宇兵衛宅) 広大な敷地内にある双子の蔵
奥住さんは竹トンボの名手でもあられ、子どもたちと楽しく実演されていました。
奥住家住宅の公式サイトは見つからなかったのですが
西東京市と近隣の地域情報を発信する ひばりタイムス さんの記事が詳しかったです。
奥住家住宅の前庭にて
地場野菜のたくさん入った豚汁の炊き出しもいただきました。
とても美味しかったです。
幸いにもお天気に恵まれた見学会。
ご説明を通して、地元の方々と会員さんたちの、地域景観にかける強い想いを感じました。
(掲載にあたり、会の方のご了承をいただいております)